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魏の名将・良将を語るスレ 其の八

167 :転載:2006/09/14(木) 23:40:45
根拠はある。司馬懿には狼顧の相があるという。
狼顧とは身体を動かさずに首を回して顔を真後ろに向ける動作である。
狼は胴体はそのままで背後を顧みることができるらしい。
そこからこの名前が付いている。本当ならばまさしく異常である。
ただし曹操は理性人で怪力乱神を一切信じない。
こんなことが人間にできるはずがない、と頭から信用しない。
問題は、このような噂が立つという背景である。
これは、司馬懿の「非常」がいかなる性質のものかを物語っているのではないか。
曹操の欲しいのは有能ではあっても忠実な手足となる部下であって、姦雄ではない。
だが、ともかくも召しだして会ってみることにした。手にあわなければ殺せばよいとでも思ったか。
ところが、司馬懿は断った。これは前回も述べた。
その理由が、曹操の出自を軽蔑してのことであるのも前述の通りである。
ただし、この際、表向きの理由として風痺の持病のため出仕するあたわずと答えている。
風痺とは今でいうリューマチである。
返事を受け取った曹操はこの口実を最初から信じなかった。
卓越した詩人でもあったこの人物には人間心理の洞察力も備わっていた。
さらには、曹操は司馬懿の拒否の真の理由も察したかと思える。
世の上流から陰に陽にさまざまな差別や蔑視を受けてきた曹操は、
この種の扱いには敏感であったはずである。

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